秘密について
わたしはいつも人には親切に接したり、できるだけのことをしてあげたいと思っています。
しかしわたしの友人の一人であるAは、自分がしたちいさなことに対しては非常に恩着せがましくなるのです、いつもいっしょにいると損をした気持ちになってしまうのです。
だから正直一緒にいたくありません。だったらいっしょにいなければよいのですが、就職先も同じになってしまいました。
そのひとはわたしの絶対に他人に知られたくない秘密を知っています。本当に困ったときに話してしまったのです。今はとても後悔しています。
そして彼は、その秘密をばらすようなことを示唆するのでわたしは非常におびえています。だから彼から離れていけば秘密をばらされるのではないかと不安です。いつも頭の中は、彼に支配されてしまいます。
私が思ったことをいったら、彼は非常に怒りその秘密をばらすでしょう。
もうこんな人生はいやだ。後悔と恐れ、不安でいっぱいです。
もし仏陀ならどうするでしょうか?
秘密をばらされないように、自分の本心をいわずに奴隷のように暮らすでしょうか?
僕は仏陀のゆうことなんか奇麗事だと思います。やましいことをせずに生きてる人なんかどれほどいるでしょうか。
> 僕は仏陀のゆうことなんか奇麗事だと思います。やましいことをせずに生きてる人なんかどれほどいるでしょうか。
親切に返事しようとあなたの文書を読んでいたところ、上述の感想にであって、気が変わってしまった。「お前はバカだと想っているが、私にアドバイスをください」と頼んでいるような気がしました。あなたが、何となく言うこのような発言がどれほど相手を傷付けてきたかと想うと…。
極悪人も極善人も普通の人間の間ではいないということぐらい分かるでしょうね。(Dhammapada 228)
秘密はだれに言うべきかと聞かれて、奇麗事ばかり言う仏陀は理性のある人は誰にも言うべきでないと答えました。
友人とは互いに助け合う人間関係です。得るものはゼロ又はマイナスで出て行くものばかりなら友人関係ではありません。真の友人は相手の秘密を必死で守るのであって、決してばらしはしない。
友人でないとわかったら、(脅しをする、脅迫をするなど、自分からいつも何かを強請る、悪行為をさせる)たちまち縁を切ることです。(仏陀のアドバイスですが)縁を切るぐらいの勇気がなければ、その人はこの世で生きる適応性に欠けている。
偉そうに、「やましいことをせずに生きてる人なんかどれほどいるでしょうか。」と言うあなたは、自分がやったことは一生隠し通して善人被りをやりたいじゃないでしょうか。偽善者でいるぞと決めているから悩んでいるのでしょう。あなたがやったと思っていることが、小さなことであろうとも、大きなことであろうとも、この場合は何の関係もありません。あなたの「偽善主義」があなたを蝕んでいるのです。
「言いたければ、ばらしたいなら皆に言ってしまえ。私もこれを言って気持ちを楽にしたいと想っていたが、なかなかその勇気がなくて悩んでいたから、助かります。」とあなたの友人様に言い返しなさい。あなたの秘密を明かされても損はしないし、逆に相手は「これで、ブラックメール出来ないなぁ」と思って諦めるでしょう。
友人関係について私が書いている文書を読んでみてください。とりあえずここまでにします。
A.Sumanasara