スマナサーラ長老による
質疑応答集
皆様から寄せられた、悩み苦しみ憂い悲しみ、仏教に関する素朴な疑問・質問、専門的な疑問・質問・反論などに、スマナサーラ長老がお釈迦さまの見方・方法からお答えになったものです。協会の機関紙『パティパダー』連載中の「釈尊の教え・あなたとの対話」と、当ホームページに寄せられた御質問を併せてご紹介しています。
新着記事
- パティパダー2014年1月号(196)
- 2024年10月12日
還俗した出家者への布施功徳/弟子の境地を吹聴すること/子育ての心配/感情を駆り立てる仕事の是非/他人に貢献する生き方/雇われ人の義務とブラック企業
還俗した出家者への布施功徳 タイで多くの人々に尊敬されていた長老が、突然に還俗して女性と結婚したことが大きなニュースになりました。寝耳に水の出来事に、信者さんは悲しみに暮 […]
- パティパダー2013年12月号(195)
- 2024年10月12日
慈悲の対象と認識の限界/嫌いな人への慈悲の実践/「慈悲の携帯」について
慈悲の対象と認識の限界 「慈悲の冥想」を実践する場合は、自分が認識できない生命にも慈悲を向けるべきなのでしょうか? そうだとすれば、どのように慈悲を向ければいいのでしょう […]
- パティパダー2013年11月号(194)
- 2024年8月27日
六道輪廻の生命はなぜ見えないの?/見解から起こる怒りへの対処法/布施功徳の分けあいと随喜
六道輪廻の生命はなぜ見えないの? 六道輪廻では、どうして人間は畜生道の畜生が見えるが、ほかの天道(天上・天界)、修羅道、餓鬼道、地獄道のものを見ることができないでしょうか […]
Q&Aインデックス
善行為を身近に
「善とは幸せな結果を出す行為だ」と聞きました。善行為による幸福というのも頭ではわかるのですが、怠ける心地よさも捨てがたく、つい怠けてしまいます。 確かに怠けるのは心地いい […]
立ち直りが難しい
なぜ世界は悪くなる一方で一向に良くならないのか、というテーマについていくつか質問をしたいのです。 世界はトラブル続きですが、人間は皆、立派な生き方をしたいと願っているので […]
『物』とのつきあい方
私は商売をしているんですけれど、つい「もっと品物を売りたい、もっとお金がほしい」となっていくのは、仏教的に見て、過剰な欲の世界なのでしょうか。 仏教では「もっと、もっと」 […]
無知の直し方
無知というのは「何も知らない」ということですか。 そうじゃないんです。なんでも知っている百科事典みたいな人であろうが、すごい知識人だと言われる人であろうが、人は、悟らない […]
「怠け」の正体
仏教で「怠けてはいけない」という場合、我々が普通に言う「怠け」とちょっとニュアンスが違うようなのですが、仏教における「怠け」とはどういうことなのでしょうか。 「怠け」には […]
大海のごとく広々と
人としゃべるのが苦手で、なんだか緊張するというか、敵意のようなものを持ってしまうことに最近気がつきました。慈悲の瞑想をしたら心がきれいになると思ってがんばっているつもりな […]
ブッダは「生」の謎を解く
ブッダは、生きる意味とか、どうして生きるのかとか、そういうことについて何かおっしゃっているのでしょうか。 これは、仏教だけじゃなくて、宗教全体のテーマですね。どんな宗教を […]
真理を知ると安心する
「ヴィパッサナー瞑想の時には思考を止める」と習いましたが、まず妄想を止めて、次に思考を止めるということでいいでしょうか。 そういう段階をつけると、道が遠くなってしまいます […]
「好き」の結果
どこの国にも憂鬱という言葉があります。人類というのは、その誕生から憂鬱感というものを内在していたと思うのです。私は、人間に内在する憂鬱感がひどくなると鬱病になってしまうの […]
本当の「願い事」
慈悲の瞑想の言葉ですが、「苦しみがなくなりますように」と唱えると、例えばライオンは鹿を食べないと生きられないし、苦しみがなくなることなどあり得ないじゃないか等と思ってしま […]
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